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2010年01月07日
急性虫垂炎の手術から入院までの経緯
今日は昨日に比べて痛みなどの状態に変化はないようだと感じているジェームズです。
今回は、急性虫垂炎による手術までの経緯 の、その後の続きを記録したいと思います。
23:05頃に手術室に入室した時、どきどきしたりして、緊張するのかと思っていました。
1階の救急外来から、5階の手術室への移動の最中も同様に、緊張することはありませんでした。
痛みの軽減と回復のことを思う気持ちの方が頭の中を支配している割合が圧倒的に大きかったのでしょう。
手術室は神聖なる聖域のようです。
担当する先生や麻酔医、看護師さん達が、清潔感溢れていながら尚且つ、傷を負った者を優しく包み込むような手術着で、スタンバイしていました。
局部麻酔なので、意識は手術中あるということです。
麻酔は背部からするため右側臥位になります。
痛みのため自力では無理でしたが、看護師さんが介助してどうにかできました。
麻酔をする部位を先生の指が何度も何か所も確認しながら行われていきます。
10分から15分位は要したかもしれません。
その間中、身体を支えていた看護師さんは、小さい身体で大変だったことだと思います。
麻酔の効果の確認が何度も行われました。
しかし、この時は、麻酔であろうと、14時間以上前からの腹部の激痛から一時でも解放された時でもあったのです。
バルーンカテーテルを挿入しました。
「えっ!」と、声に出てしまいましたが、「麻酔が効いているので、痛くないから大丈夫だよ。」と、誰なのか分からないけど、安心できるような声を掛けてくれたのです。
麻酔は脚先の方から効いてきます。
23:35胸部の辺りまで効いてきて、担当医の「手術を開始しますので、お願いします。」と、いう合図により、遂に手術が開始されたのです。
腹部を何かしているのは感じますが、痛みなどはありません。
腹部を大きく揺らすような感じもします。
麻酔の効き目なのだろうか不明であるのですが、首の下辺りまで来た時には、一瞬ですが吐き気がありました。
呼吸が困難になってきた苦しい感じもあります。
その都度、麻酔の先生が「大丈夫ですよ。しっかり酸素は入っていますから、大きく呼吸していて下さいね。」と、励ましてくれるのです。
しかし、大きく息を吸うという当たり前の動作が、困難でした。
次第に、「ジェームズさん、大丈夫ですか。」と、名前を何度も呼ばれるようになりました。
5回くらい迄は、「はい、大丈夫ですよ。」と、返答できていたのは、覚えています。
次に、聞こえてきたのは、「ジェームズさん、手術が終了しましたよ。」という、あたたみのある声でした。
既に装置か機材か何かを取り外している時です。
「どうなりましたか。」
「手術は成功しましたよ。」
その言葉に、自然と目尻から涙が流れていくのを感じました。
「盲腸は破れていましたか。」
「やはり、破れていましたよ。」
「腹水も汚れていましたし、お腹の中を可能な限り綺麗にしてきました。」
「後は、化膿しないように感染との闘いですね。」
「ありがとうございます。」
「手遅れにならなくて良かったですよ。」
「もう少し遅ければ、腹膜炎になっていたかもしれませんでしたからね。」
時刻は、日が変わった2日の2:10頃です。
手術開始から、2時間30分くらい要したことになります。
外科病棟の病室に入院したのは、2:35頃です。
足が動くのかどうか確かめられたのは、この時点だったのか、手術室だったのか記憶が曖昧ですが、麻酔が効いていて全く動きません。
多様な話が看護師さんからあったのでしょうが覚えていません。
そして、次第に薄れゆく意識の中で浮かんできた言葉は...
「たすかった。」です。
今回の診療行為名は【虫垂切除術】
たかが虫垂炎(盲腸)と言っても、大切なのは早期発見、早期治療です。
しかし、虫垂炎はありふれた疾患と思われがちであります。
虫垂炎ならではの症状や検査所見が少なく正確な判断が難しいということです。
考えてみれば、腹部の痛みと言ったら、単なる便秘でもなるわけです。
腹部痛の疾患といったら卵巣炎、子宮外妊娠、腸炎など他にも数限りない疾患があるのですからね。
妊婦さんは、子宮で圧迫され虫垂の位置が正常なところにないケースがあり、典型的な症状がでないこともあるので、ご注意を下さい。
また、メタボリックシンドロームの原因の目安とされる内臓脂肪型肥満の人もご用心です。
極端に太っている人、例えば、「相撲取りが盲腸になると命取り」といった、格(角)言が角界にあるとか?
現に昭和13年、当時現役の横綱が巡業から帰る途中に虫垂炎を発症し、船の中ということもあったのか、処置が遅れたことが仇となり、虫垂炎が悪化し腹膜炎になってしまい死亡したのです。
内臓脂肪型肥満であり、力士のように腹の筋肉が厚い人は、手術が困難ですからね。
今夜は、オードリーが仕事終了後に遥々来てくれました。
面会終了時間がありますので1時間程度ですが、その間に浴室でシャンプーで洗髪をしてくれたり、洗濯物を入れ替えたりとしてます。
お陰さまで、リフレッシュできました。

今回は、手術室に入り虫垂切除術をして、入院するまでの経緯でした。
次回は、入院後に入眠に入り、2日の朝に覚醒してからのことをブログに記録したいと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
今回は、急性虫垂炎による手術までの経緯 の、その後の続きを記録したいと思います。
23:05頃に手術室に入室した時、どきどきしたりして、緊張するのかと思っていました。
1階の救急外来から、5階の手術室への移動の最中も同様に、緊張することはありませんでした。
痛みの軽減と回復のことを思う気持ちの方が頭の中を支配している割合が圧倒的に大きかったのでしょう。
手術室は神聖なる聖域のようです。
担当する先生や麻酔医、看護師さん達が、清潔感溢れていながら尚且つ、傷を負った者を優しく包み込むような手術着で、スタンバイしていました。
局部麻酔なので、意識は手術中あるということです。
麻酔は背部からするため右側臥位になります。
痛みのため自力では無理でしたが、看護師さんが介助してどうにかできました。
麻酔をする部位を先生の指が何度も何か所も確認しながら行われていきます。
10分から15分位は要したかもしれません。
その間中、身体を支えていた看護師さんは、小さい身体で大変だったことだと思います。
麻酔の効果の確認が何度も行われました。
しかし、この時は、麻酔であろうと、14時間以上前からの腹部の激痛から一時でも解放された時でもあったのです。
バルーンカテーテルを挿入しました。
「えっ!」と、声に出てしまいましたが、「麻酔が効いているので、痛くないから大丈夫だよ。」と、誰なのか分からないけど、安心できるような声を掛けてくれたのです。
麻酔は脚先の方から効いてきます。
23:35胸部の辺りまで効いてきて、担当医の「手術を開始しますので、お願いします。」と、いう合図により、遂に手術が開始されたのです。
腹部を何かしているのは感じますが、痛みなどはありません。
腹部を大きく揺らすような感じもします。
麻酔の効き目なのだろうか不明であるのですが、首の下辺りまで来た時には、一瞬ですが吐き気がありました。
呼吸が困難になってきた苦しい感じもあります。
その都度、麻酔の先生が「大丈夫ですよ。しっかり酸素は入っていますから、大きく呼吸していて下さいね。」と、励ましてくれるのです。
しかし、大きく息を吸うという当たり前の動作が、困難でした。
次第に、「ジェームズさん、大丈夫ですか。」と、名前を何度も呼ばれるようになりました。
5回くらい迄は、「はい、大丈夫ですよ。」と、返答できていたのは、覚えています。
次に、聞こえてきたのは、「ジェームズさん、手術が終了しましたよ。」という、あたたみのある声でした。
既に装置か機材か何かを取り外している時です。
「どうなりましたか。」
「手術は成功しましたよ。」
その言葉に、自然と目尻から涙が流れていくのを感じました。
「盲腸は破れていましたか。」
「やはり、破れていましたよ。」
「腹水も汚れていましたし、お腹の中を可能な限り綺麗にしてきました。」
「後は、化膿しないように感染との闘いですね。」
「ありがとうございます。」
「手遅れにならなくて良かったですよ。」
「もう少し遅ければ、腹膜炎になっていたかもしれませんでしたからね。」
時刻は、日が変わった2日の2:10頃です。
手術開始から、2時間30分くらい要したことになります。
外科病棟の病室に入院したのは、2:35頃です。
足が動くのかどうか確かめられたのは、この時点だったのか、手術室だったのか記憶が曖昧ですが、麻酔が効いていて全く動きません。
多様な話が看護師さんからあったのでしょうが覚えていません。
そして、次第に薄れゆく意識の中で浮かんできた言葉は...
「たすかった。」です。
今回の診療行為名は【虫垂切除術】
たかが虫垂炎(盲腸)と言っても、大切なのは早期発見、早期治療です。
しかし、虫垂炎はありふれた疾患と思われがちであります。
虫垂炎ならではの症状や検査所見が少なく正確な判断が難しいということです。
考えてみれば、腹部の痛みと言ったら、単なる便秘でもなるわけです。
腹部痛の疾患といったら卵巣炎、子宮外妊娠、腸炎など他にも数限りない疾患があるのですからね。
妊婦さんは、子宮で圧迫され虫垂の位置が正常なところにないケースがあり、典型的な症状がでないこともあるので、ご注意を下さい。
また、メタボリックシンドロームの原因の目安とされる内臓脂肪型肥満の人もご用心です。
極端に太っている人、例えば、「相撲取りが盲腸になると命取り」といった、格(角)言が角界にあるとか?
現に昭和13年、当時現役の横綱が巡業から帰る途中に虫垂炎を発症し、船の中ということもあったのか、処置が遅れたことが仇となり、虫垂炎が悪化し腹膜炎になってしまい死亡したのです。
内臓脂肪型肥満であり、力士のように腹の筋肉が厚い人は、手術が困難ですからね。
今夜は、オードリーが仕事終了後に遥々来てくれました。
面会終了時間がありますので1時間程度ですが、その間に浴室でシャンプーで洗髪をしてくれたり、洗濯物を入れ替えたりとしてます。
お陰さまで、リフレッシュできました。

今回は、手術室に入り虫垂切除術をして、入院するまでの経緯でした。
次回は、入院後に入眠に入り、2日の朝に覚醒してからのことをブログに記録したいと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
Posted by イワマツ at 21:02│Comments(0)
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